【馬場状態】2017年5回阪神競馬の馬場分析

12月阪神競馬・芝の馬場予測

(過去2年の第5回阪神開催の傾向を分析対象)
5回阪神芝は、開催前後半による差があまりないので、開催前後比は割愛・全体傾向のみ記載。
 

全体

馬場レベルとしては、雨の影響がない良馬場で、やや高速馬場という程度。脚の遅い馬でも展開次第で走れる、不公平のない馬場状態が開幕から最終日まで続く。

内・外回りを問わず、ペースの緩急次第で展開の有利不利が左右されるため、その点でも展開による不公平はない印象だ。

降雨の影響で馬場が渋ると、(これは12月阪神開催だけではないが、)特殊な馬場状態に。
というのは、差し馬の台頭が減り、先行馬の前残り可能性が高くなる傾向だ。阪神芝での波乱は大半がこのパターンに依る。

 

阪神芝1200・1400m

阪神芝1200・1400mでは、大きく以下2点が注目となる。

①先行脚質有利
②全体時計はやや速めだが、スタミナ要求度も高め

 

①先行脚質有利

前走の3コーナー番手別成績を見てみると、先行していた馬の、今走での成績が抜群に良い
 

前走3角 着別度数 勝率 複勝率 単回値 複回値
4番手以内 14-10-11-86/121 11.6% 28.9% 169 152
5番手以下 7-13-8-163/191 3.7% 14.7% 33 44

②全体時計はやや速めだが、スタミナ要求度も高め

(走破時計が速いほどにスタミナ要求度は低くなるのがセオリーである上で、)12月阪神芝は、全体時計の速さから想定される以上にスタミナが必要(その分スピードの絶対値は低くて良い)。(スピード要求度高い)京都芝で凡走した(スタミナ型)馬が、阪神開催で巻き返すのが穴を開ける際のパターン。

スタミナ要求度が高くなるのは中山芝も同じ!

【馬場状態】2017年5回中山競馬の馬場分析

ちなみに、中京芝はちょっと違います(笑)

【馬場状態】2017年4回中京競馬・芝の馬場分析-前半-

しかし、(困ったことに…)今年の京都芝は大雨の影響で開催を通して重たい馬場状態で行われていたため、阪神芝と似通った馬場状態であったことが想定される。

「京都芝でスピード負けした鈍足血統が、スタミナ寄り適性が求められる阪神芝で巻き返す」のが例年のセオリーだが、今年は「(京都芝の馬場状態は渋った影響で、阪神芝のようなスタミナ寄り適性が求められたため、)10~11月の京都芝で好走した馬が、そのまま12月阪神芝でも続けて好走する」可能性が高い。このあたりはレース結果を注視する必要がありそう。

 

阪神芝1600・1800m

ワンターンの阪神芝1600・1800mは馬場状態の良悪で傾向が大きく異なる。

良馬場の場合

基本的に差し馬有利。

上がり順位が上位であるほど、成績も向上する度合いが大きいため、差し馬中心の検討でよさそう。

ひいては、(日本競馬の主流血統は大よそ差し馬向きであるため、)人気決着傾向も高くなることが多い。

12月阪神芝は、他の開催時期に比べてやや前残りが多いので、その辺りは注意が必要。

悪馬場の場合

馬場が渋ると、差し馬が末脚を活かしづらくなるため、結果的に先行した馬が残るパターンの発生率が大幅に上昇する

また、開催後半に馬場が悪化すると、内の馬場が死ぬので、内追走馬の好走率も大幅に低下する。

開催後半期の馬場悪化時は、上記2つを併せ、外めを好位追走した馬が狙い目

阪神芝2000・2200m

阪神芝2000・2200mは、JRA競馬場の芝2000・2200mコース中、髄一のスタミナ要求高いコース。
よって、成長途上である2歳馬と3歳以上で大きく傾向が異なる。

2歳馬

かなりタフな条件を走ることになるため、基本的には人気馬がそのまま実力通りに好走することが多い

過去2年の該当12レース中、5番人気以下が勝利したのは1レースのみ。回収率で見ても、人気が下がっていくほどにキレイに低回収率となっており、波乱傾向は低め

3歳以上

同じくタフな条件であることに変わりないが、こちらは波乱傾向が高くなりやすい条件となっている。

前走がスピード要求度の高いレースで伸び負けた馬や、なんだったらダート替りの馬が穴場となりそう。
 
※阪神芝2400・2600mは、試行数が少ないため割愛
 

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